NPO法人しっぽのごえん 3月の活動報告
2026.05.07
こんにちは泉南動物病院CSR活動担当、獣医師の今井です。
NPO法人 しっぽのごえん3月の活動報告をします。
3月7日 獣医師なりきり体験inダブルティハウス@高石市

2月21日に開催した「どうぶつの体のしくみ」に続き、 今回も動物と人の命をつなぐ会さん主催NPO法人しっぽのごえん企画協力で、高石市にて『獣医師なりきり体験』を開催しました。
今回は、白衣を身にまとい“獣医師になりきった”子ども達が、
①犬の心雑音を見つける診察体験
②猫への注射体験
③外科器具を使った手術の縫合体験
3つに挑戦しました。
特に縫合体験では、手袋・マスク・手術用キャップを装着し、本物の外科器具と縫合糸を使って行うため、小学校中学年の子ども達には難しい工程もありましたが、みんな真剣な表情で取り組み、最後は達成感いっぱいの笑顔を見せてくれました。
動物と人の命をつなぐ会さんとのコラボ企画は、これで2025年度の全日程が終了しました。 高石市の子ども達にも、動物とヒトが共に幸せに暮らすことのすばらしさを、さまざまな体験を通して感じてもらえたと実感しています。
3月13日 里親会インスタLIVE

3月の「しっぽのごえん里親会インスタLIVE」には、3団体から10頭の保護猫さんが参加してくれました。
今回も、普段の生活の中で見せてくれる自然な姿をお届けでき、たくさんの方にご視聴いただきました。
そして、ここで一つ残念なお知らせがあります。
インスタLIVEに保護されてからずっと登場していた三毛猫の女の子「はは」。
Wanlifeさんに妊娠中に保護され、シェルターで子猫を無事に出産したことから、その名がつけられました。

外での生活が長かったため警戒心が強く、キャットウォークの高い場所から降りてこない姿から「カベネコ」と呼ばれるほどでしたが、昨年頃からは少しずつ心を開き、ライブ中に床のベッドでくつろぐ姿も見せてくれるようになっていました。
しかし、2月のライブ参加以降に体調を崩し、そのまま旅立ったとご報告を受けました。
保護から3年、ムチムチのダイナマイトボディに成長した「はは」。
突然のお別れになってしまいました。
“ずっとのおうち”は見つからなかったけれど、シェルターで安心して過ごし、怖い思いをせずに暮らせた3年間は、「はは」にとって確かに幸せだったと感じています。
3月15日 しっぽの仲間えほんの会@岸和田図書館

岸和田市立図書館にて、READプログラムを取り入れた動物介在活動を初めて館内で開催しました。
昨秋、熊取町立図書館の中庭で行った「しっぽの仲間えほんの会」を同館の職員の方が見学されたことをきっかけにご縁がつながり、今回の開催へと発展しました。
今回は図書館の意向もあり、大人の方にも参加いただける形で実施。
犬への絵本の読み聞かせ(READプログラム)のあと、読み聞かせをしたワンちゃんの心音を聴診器で聴く体験も行いました。
「読む」「聴く」「触れる」が自然につながる、図書館ならではの学びの時間となりました。
参加グループの中には、当初は犬が少し苦手なお子さんもいました。
しかし、プログラムが進むにつれ、参加していたチワワのえまちゃんであれば抱っこできるようになり、終了時にはそのグループを担当したボーダーコリー・フル君にもお別れの挨拶ができるほど仲良くなる姿が見られました。
その変化は、犬たちの落ち着いたふるまいと、安心できる環境づくりがあってこそ生まれたものです。
岸和田市立図書館では、今回の取り組みをきっかけに、今後も継続して『しっぽの仲間えほんの会』を開催していくことになりました。
熊取町に続き、岸和田市でも定期的に実施できる場が生まれたことで、地域の皆さまにとって“犬と本がつなぐ学びの時間”がさらに身近なものになっていきます。
これからも、熊取町・岸和田市をはじめ、より多くの地域で安全に開催できるよう、犬たちの福祉と参加者の安心安全を大切にしながら活動を広げていきたいと思います。

3月22日 第87回里親募集会(保護猫里親募集会)

2団体さんによるリアルの里親募集会を開催しました。
今回は12頭の保護猫さんが参加してくれましたが、来所者は少なく、新たなご縁にはつながりませんでした。
次回は5月24日(毎月第4日曜日)開催です。保護される子猫が増え始める時期でもあります。
だからこそ、多くの保護猫さんが“ずっとのおうち”に迎えられるよう、これからも継続して里親募集会を開催していきます。継続することで、地域の方々が保護猫に出会う機会が増え、未来のご縁につながると信じています。
今後も、NPO法人しっぽのごえんの企画に皆さんご参加ください。
よろしくお願いします。
CSR担当 獣医師 今井 泉



